「ホームページを作れば問い合わせが増える」

そう考えてホームページを制作したものの、


  • アクセスがほとんどない
  • 問い合わせにつながらない
  • 数年間更新していない
  • Instagramだけ更新している
  • そもそも何を掲載すればいいのか分からない

という状態になっている企業は少なくありません。


特に小規模事業者や中小企業の場合、大企業のように広告へ多額の予算を投入することは難しいため、ホームページを「会社案内」として作るだけではなく、営業・集客・採用につながる情報発信の拠点として活用することが重要です。


ホームページの役割は変わっている

以前のホームページは、会社概要、サービス内容、電話番号、アクセスなどを掲載する「インターネット上の会社案内」という役割が中心でした。

現在はそれだけではありません。

Google検索、Googleマップ、Instagram、YouTube、各種広告など、ユーザーが企業を知る入口は増えています。

例えばInstagramで初めてお店を知った人も、すぐに問い合わせをするとは限りません。

「どんな会社なんだろう」

「料金はいくらなんだろう」

「本当に信頼できる会社なのか」

と考えて、会社名をGoogleで検索することがあります。

そこで確認されるのがホームページです。

つまり、**SNSが「知ってもらう場所」なら、ホームページは「詳しく知ってもらい、信頼してもらい、問い合わせにつなげる場所」**として考えることができます。


小規模事業者こそホームページを活用する

中小企業庁の「2025年版 小規模企業白書」でも、小規模事業者のデジタル化において「自社ホームページの作成・更新」は主要な取組の一つとなっています。

重要なのは「作成」だけではなく、更新することです。

小規模事業者の場合、ホームページには次のような情報を継続的に追加できます。


1.施工事例・実績を掲載する

建設業、製造業、修理業、Web制作、美容、士業などでは、実績そのものが重要な営業材料になります。

「○○をやっています」だけではなく、

「どのような相談があり、どのように対応したのか」

まで掲載することで、具体的なサービス内容が伝わります。


2.よくある質問を記事にする

普段、お客様から聞かれていることは、そのままホームページの記事になります。

例えば、

「料金はいくらですか?」

「群馬県外でも対応できますか?」

「小さな仕事でもお願いできますか?」

「相談だけでも大丈夫ですか?」

といった質問です。

実際の問い合わせ内容を蓄積していけば、自社独自のコンテンツになります。


3.SNSとホームページを役割分担する

Instagramだけですべてを説明する必要はありません。

Instagramでは、


  • 新商品
  • 施工事例
  • ビフォーアフター
  • スタッフ紹介
  • 日々の活動

など、興味を持ってもらうための情報を発信します。

そして、詳しいサービス内容、料金、会社情報、実績、問い合わせなどはホームページで確認してもらいます。

Instagram → ホームページ → 問い合わせ

という流れを設計することが重要です。


「誰に見てもらいたいか」を最初に決める

ホームページ制作で最初に考えるべきなのは、デザインではありません。

「誰に、何を伝えて、最終的に何をしてもらいたいのか」です。

例えば製造業であれば、

ターゲット

新しい加工先・外注先を探している企業

伝える内容

対応可能な加工、設備、ロット、納期、対応エリア、実績

最終行動

見積依頼・問い合わせ

美容室であれば、

ターゲット

近隣で美容室を探している人

伝える内容

メニュー、料金、スタッフ、店舗の雰囲気、アクセス、事例

最終行動

予約

このように考えると、必要なページや写真、文章が決まってきます。


「きれいなHP」より「分かるHP」

ホームページ制作では、デザインに目が行きがちです。

もちろんデザインも重要ですが、小規模事業者・中小企業の場合は、それ以上に、

「この会社は何をしてくれる会社なのか」

が数秒で分かることが重要です。

トップページを見ても、

「地域に寄り添い、未来を創造します」

だけでは、具体的に何をしている会社なのか分かりません。

例えば、

「群馬県内の工場・倉庫の床塗装に対応」

「高崎市を中心に訪問美容サービスを提供」

など、誰に何を提供している会社なのかを明確にした方が伝わります。


ホームページを営業担当者にする

ホームページは24時間公開されています。

営業担当者が説明している、

「会社の特徴」

「他社との違い」

「サービス内容」

「料金」

「実績」

「よくある質問」

をホームページにも掲載しておけば、問い合わせ前の段階でお客様に情報を提供できます。

さらに、

問い合わせフォーム

LINE

電話

予約システム

ECサイト

Googleマップ

Instagram

などと連携させれば、ホームページを起点として様々な導線を作ることができます。


小規模事業者のホームページは「小さく作って育てる」

最初から何十ページものホームページを作る必要はありません。

まずは、

「トップページ」

「サービス」

「会社・店舗紹介」

「実績」

「よくある質問」

「お問い合わせ」

など、必要な情報からスタートします。

そして実際に運用しながら、

「この質問が多いから追加しよう」

「このサービスの問い合わせが増えてきた」

「この施工事例を掲載しよう」

と情報を追加していきます。

ホームページは完成品ではありません。

事業と一緒に育てていくものです。


MIALIが考えるホームページ制作

MIALIでは、ホームページを単に制作するだけではなく、

「ホームページを事業にどう活用するか」

という視点を大切にしています。

ホームページ、Instagram、Googleマップ、EC、生成AIなどを別々に考えるのではなく、それぞれを組み合わせながら、事業者に合った情報発信や集客の仕組みを考えていきます。

特に小規模事業者の場合、担当者を何人も配置することはできません。

そのため、

無理なく更新できること。

自社で運用できること。

問い合わせや売上につながること。

この3つが重要だと考えています。

ホームページを「作ること」を目的にするのではなく、事業を成長させるための一つの道具として活用していく。

それが、小規模事業者・中小企業にとってのホームページ活用の第一歩です。